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「カフェインを摂らないとだるい…」と感じる人は副腎疲労のサインかも?

「カフェインを摂らないとだるい…」と感じる人は副腎疲労のサインかも?

カフェインを毎日摂らないとだるい?副腎疲労の可能性も

こんにちは!大阪八尾のパーソナルトレーナーの岡田です!

「朝コーヒーを飲まないと動けない…」
「カフェインがないと1日が始まらない」
「飲み忘れると、だるい・頭がぼーっとする」

そんな経験をしたことがある方、多いのではないでしょうか?
実は、そうした状態は“副腎疲労”という体の状態が関係しているかもしれません。

この記事では、毎日何杯もコーヒーやエナジードリンクを飲んでいる方に向けて、「カフェインと副腎疲労の関係性」と「健康的にカフェインを減らしていく方法」について詳しく解説します。

カフェインがやめられない=体が疲れているサイン?

まず、「カフェインがないとだるい・しんどい」という状態がなぜ起きるのか、整理してみましょう。

カフェインの役割とは?

カフェインは、脳を刺激して交感神経を活発にする作用があります。
これによって、一時的に眠気が飛び、集中力が上がり、やる気が出るように感じます。

しかし、ここで重要なのは「一時的に」という点。
カフェインは脳と体を強制的に“戦闘モード”にするため、使い続けると身体に負担がかかってきます。

「副腎疲労」とは?

私たちの体には、副腎(ふくじん)というホルモンを分泌する臓器があります。

副腎は、ストレスに対処するための「コルチゾール」というホルモンを分泌します。
コルチゾールは朝起きた時や、緊張状態の時に分泌され、体を元気に活動モードへ導きます。

しかし、慢性的なストレスカフェインの過剰摂取によって、副腎が疲弊してしまうと、必要なタイミングでコルチゾールをうまく分泌できなくなってきます。

その結果…

  • 朝起きてもぼーっとする
  • やる気が出ない
  • 慢性的に疲れている
  • カフェインを飲まないと動けない

というような“副腎疲労”のような症状が現れることがあります。

コーヒーを1日3〜4杯以上飲んでいませんか?

コーヒーやエナジードリンク、紅茶、緑茶など、カフェインを含む飲み物は日常に溢れています。

その中でも特に気をつけたいのが「コーヒーの摂取量」です。
1日3〜4杯以上飲むのが習慣化している方は、無意識にカフェイン依存になっている可能性があります。

カフェインを摂りすぎると起こること

  • 副腎に負担がかかりやすくなる
  • 睡眠の質が悪くなる(特に午後以降の摂取)
  • 一時的に元気になるが、切れた時にだるさが出る
  • 体内のマグネシウムや鉄の吸収が妨げられることも

つまり、カフェインをたくさん摂ることで、かえって疲労や栄養不足を招いていることがあるのです。

一気にカフェインをやめるのはNG!離脱症状に注意

ここで、「じゃあ、もうカフェインは今日からゼロにしよう!」と思った方、ちょっと待ってください。

離脱症状が出る可能性も

カフェインには依存性があるため、急に摂取をやめると以下のような“カフェイン離脱症状”が出ることがあります。

  • 頭痛
  • イライラ
  • 倦怠感
  • 集中力の低下
  • 不安感

このような状態になると、かえって生活の質が下がってしまい、リバウンドのようにまたカフェインを大量に摂ってしまうという悪循環に。

カフェインをやめるには「徐々に減らす」が正解

おすすめの方法は、「少しずつコーヒーの量を減らしていく」ことです。

減らし方の例

  1. 1日4杯 → 3杯に
  2. 午後のコーヒーをハーブティーや麦茶に置き換える
  3. 夜のカフェインは控える(睡眠の質を守る)
  4. 週末はノンカフェインの日を作る
  5. 徐々にデカフェ(カフェインレスコーヒー)に切り替える

このように段階的に減らしていけば、離脱症状も最小限に抑えられますし、身体が自然にカフェインのない状態に慣れていきます。

カフェインを減らすとどうなる?

実際にカフェインを控える生活をしてみると、こんな変化が期待できます。

  • 朝スッキリ起きられるようになる
  • 昼間にぼーっとする時間が減る
  • 疲れが取れやすくなる
  • 夜ぐっすり眠れるようになる
  • 食後の胃もたれや胸やけが減る

また、副腎が回復することで自然なホルモンバランスが整い、体のエネルギーを自力で生み出せるようになるのも大きなポイントです。

デカフェやノンカフェイン飲料を活用しよう

コーヒーの香りや味が好きな方にとって、「カフェインを控える=好きなものを我慢する」と感じるかもしれません。

でも今では、デカフェコーヒー(カフェインを90%以上除去したもの)やカフェインレス飲料もたくさん市販されています。

以下のような飲み物をうまく取り入れるのもおすすめです。

  • デカフェのインスタントコーヒー
  • たんぽぽコーヒー(カフェインゼロ)
  • ハーブティー(カモミール、ルイボスなど)
  • 麦茶、黒豆茶、杜仲茶

味わいや満足感は残しつつ、体には優しい選択ができるようになりますよ。

カフェインとの付き合い方を見直して、もっと元気な体へ

今回は「カフェインをやめるとだるい」「コーヒーを飲みすぎているかも」という方に向けて、副腎疲労の可能性やカフェインの減らし方についてお伝えしました。

疲れやすい、だるい、集中できないと感じている方は、単なる「年齢のせい」や「仕事のストレス」で済ませず、ぜひカフェインの摂り方を一度見直してみてください。

パーソナルジムLIMでは、単に筋トレをするだけでなく、こうした日常の習慣や栄養の見直しも含めて、トータルでサポートを行っています。

「最近疲れやすくて…」
「コーヒーを減らして体調を整えたい」
「健康的にダイエットをしたい」

そんな方も、お気軽にご相談ください。

大阪八尾でパーソナルトレーニングをお探しなら
パーソナルジムLIMでお待ちしております!