こんにちは、大阪八尾のパーソナルトレーナーの岡田です。
「トイレが近くて困る…」「コーヒーを飲むとすぐにトイレに行きたくなる」そんなお悩みを持っている方はいませんか?実は、それカフェインの影響かもしれません。
カフェインには利尿作用があり、摂取すると尿の排出が促進されます。特にコーヒーやお茶、エナジードリンクなどに多く含まれており、知らず知らずのうちにトイレが近くなる原因を作ってしまっている可能性があります。
今回は、トイレが近い人が気をつけるべきカフェインの摂取タイミングや、上手な付き合い方について詳しくお話ししていきます。
カフェインがトイレを近くする理由

カフェインには、体内の水分バランスを調整する「腎臓」に作用し、尿の排出を促進する効果があります。そのため、コーヒーやお茶を飲むと、通常よりも早くトイレに行きたくなるのです。
また、カフェインには血管を拡張させる作用もあり、腎臓の血流が増加することで尿の生成が活発になります。これが、「コーヒーを飲むとすぐトイレに行きたくなる」理由の一つです。
さらに、カフェインは摂取後30分~1時間ほどで効果が出始め、約4~6時間持続すると言われています。そのため、摂取タイミングを考えずにコーヒーを飲むと、トイレに行きたくなるタイミングが予測しにくくなります。
トイレが近い人が気をつけるべきカフェイン摂取のタイミング

1. 長時間の移動前は控える
電車やバス、飛行機などで長時間移動する際、途中でトイレに行けない状況になることがあります。こうした移動前にコーヒーやカフェインを含む飲み物を摂ると、目的地に着く前にトイレに行きたくなることも。
対策としては、移動の1時間以上前からカフェイン摂取を控え、水やカフェインを含まないハーブティーなどに切り替えるのがおすすめです。
2. 仕事や会議の前に飲むのを避ける
仕事中や会議中にトイレに行きたくなると集中力が削がれますよね。特に長時間座りっぱなしの会議などでは、途中で席を立ちにくい場合もあります。
そのため、会議の1時間前からカフェインの摂取を避け、代わりに水やデカフェ(カフェインレスコーヒー)を選ぶと安心です。
3. 就寝前の摂取は避ける
カフェインは覚醒作用があり、睡眠の質を下げる原因にもなります。特にトイレが近い人が寝る前にカフェインを摂取すると、夜中に何度もトイレに起きてしまい、熟睡できなくなることも。
夕方以降はできるだけカフェインの摂取を控え、寝る前はカフェインレスの飲み物に切り替えるのが理想です。
カフェインと上手に付き合う方法

カフェインを完全にやめるのは難しいという方も多いでしょう。そこで、カフェインと上手に付き合うための方法をいくつか紹介します。
1. デカフェを活用する
コーヒーが好きだけど、トイレが近くなるのが気になる方は、デカフェ(カフェインレスコーヒー)を試してみてください。デカフェならカフェインの影響を受けにくく、コーヒーの味を楽しむことができます。
2. カフェインの摂取量を減らす
1日5杯も6杯もコーヒーを飲んでいると、利尿作用が強くなり、トイレが近くなります。まずは1日2杯程度に抑え、カフェイン摂取量をコントロールしてみましょう。
3. ノンカフェインの飲み物を取り入れる
カフェインを含まない飲み物として、ルイボスティーや麦茶、白湯などがあります。普段の飲み物をこれらに置き換えることで、カフェインの影響を減らしながら水分補給ができます。
4. どうしても飲みたい時は飲むタイミングを工夫する
カフェインを完全に断つのが難しい場合は、「ここぞ」というタイミングで飲むのも一つの手です。例えば、トイレに行きやすい時間帯や、自宅でくつろいでいる時などにコーヒーを楽しむと、トイレの心配が減ります。
まとめ
トイレが近くなる原因の一つに、カフェインの利尿作用があります。特に長時間移動や仕事中、寝る前などはカフェインの摂取を控えることで、トイレの悩みを軽減できるかもしれません。
また、デカフェやノンカフェイン飲料を活用する、摂取量をコントロールするなどの工夫をすることで、カフェインと上手に付き合うことができます。
私自身もトイレが近い体質なので、映画館や電車移動の前はコーヒーを控えるようにしています。もし同じ悩みを持っている方がいたら、ぜひ今回紹介した方法を試してみてください。
明日からの生活に、ぜひ取り入れてみましょう!