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プロテインでお腹を壊す原因と対策:WPIやソイプロテインの活用方法

プロテインでお腹を壊す原因と対策:WPIやソイプロテインの活用方法

はじめに

こんにちは、大阪八尾のパーソナルトレーナーの岡田です。

プロテインは、筋肉の成長や健康維持のために手軽に摂取できる栄養源として多くの人に愛用されています。

しかし、中にはプロテインを飲むとお腹が緩くなる、腹痛を感じるといった症状に悩む方もいます。

この記事では、プロテインが原因でお腹を壊す理由と、具体的な対策について詳しく解説します。

プロテインでお腹を壊す原因

プロテインを飲んだ後にお腹が緩くなる原因として多いのが「乳糖不耐症」です。

一般的なプロテインの中には、乳糖が含まれている場合があります。

乳糖不耐症の方が乳糖を摂取すると、腸内で乳糖がうまく分解されずに消化不良を引き起こし、下痢や腹痛といった症状を引き起こすことがあります。

特に乳製品から作られるホエイプロテインの中でも、乳糖を多く含む「WPC(ホエイプロテイン・コンセントレート)」は注意が必要です。

乳糖不耐症の方は、このWPCを摂取するとお腹を壊しやすくなります。

WPIとWPCの違い

プロテインの選び方のポイントとして、ホエイプロテインには「WPC(ホエイプロテイン・コンセントレート)」と「WPI(ホエイプロテイン・アイソレート)」の2種類があることを理解しておくと良いでしょう。

WPC(ホエイプロテイン・コンセントレート)

WPCは、製造過程で乳糖が残っているため、乳糖不耐症の方にはお腹を壊す原因となる可能性があります。

しかし、製造コストが低く、安価で手に入ることが特徴です。

WPI(ホエイプロテイン・アイソレート)

WPIは、製造過程で乳糖や脂肪がほとんど除去されています。

そのため、乳糖不耐症の方でも比較的お腹を壊しにくいとされています。

価格はWPCよりも高めですが、乳糖が気になる方やお腹の調子が不安定な方にはおすすめの選択肢です。

ソイプロテインなどの植物性プロテインの利用

ホエイプロテインが合わない場合、植物性の「ソイプロテイン」を選ぶのも効果的な対策です。

ソイプロテインは大豆から作られており、乳糖を含まないため、乳糖不耐症の方でも安心して摂取できます。

また、ソイプロテインは消化吸収がゆっくりと行われるため、長時間満腹感が持続するというメリットもあります。

さらに、ソイプロテインには女性に嬉しい成分である「イソフラボン」も含まれており、ホルモンバランスのサポートにも役立ちます。

運動後の栄養補給だけでなく、美容や健康目的でプロテインを取り入れたい方にもおすすめです。

プロテインでお腹を壊さないための飲み方

プロテインが体に合わないと感じる方でも、以下の工夫を試してみると、プロテインの摂取がしやすくなるかもしれません。

1. 少量から始める

いきなり通常の1杯分(20~30g)を飲むのではなく、まずは半量ほどから始めて、体の反応を見てみましょう。お腹が慣れてくれば、少しずつ量を増やすことができます。

2. 食事と一緒に摂取する

空腹時にプロテインだけを摂取すると、胃腸に負担がかかりやすくなる場合があります。食事と一緒に摂取するか、食後にプロテインを摂ることで、消化がスムーズになり、お腹への負担が軽減されることがあります。

プロテインの選び方のポイント

プロテインの選び方にはいくつかのポイントがありますが、特に「自分の体質に合うかどうか」が重要です。

乳糖不耐症の方や消化が気になる方は、以下のようなタイプのプロテインを選ぶと良いでしょう。

乳糖を含まないWPIプロテイン

ソイプロテインなどの植物性プロテイン

ピープロテインやヘンププロテインなど、その他の植物性プロテインも試してみると良いでしょう。これらは乳製品を含まず、乳糖に敏感な方でも安心して摂取できます。

まとめ:自分に合ったプロテインで快適な栄養補給を

プロテインを飲むとお腹を壊してしまう方は、まずは乳糖が原因である可能性を確認し、乳糖の少ないWPIやソイプロテインに切り替えてみましょう。

また、少量ずつ摂取するなどの工夫を取り入れることで、快適にプロテインを楽しむことができます。

プロテインはあくまで食事の補助として、筋肉の維持や体調管理に役立つものです。

自分に合ったプロテインを見つけて、無理なく継続的に摂取できるようにしていきましょう。