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卵 vs. 魚卵、どっちを選ぶべき?栄養・コスパ・健康面から徹底比較!

卵 vs. 魚卵、どっちを選ぶべき?栄養・コスパ・健康面から徹底比較!

こんにちは、大阪八尾のパーソナルトレーナーの岡田です。

「卵と魚卵、どちらを食べるのがおすすめですか?」という質問をよくいただきます。結論から言うと、僕は「卵」をおすすめします。魚卵も悪くはないですが、塩分の問題やコスト面などを考えると、卵の方が優れています。

本記事では、卵と魚卵を栄養面・健康面・コスト面で比較しながら、どちらを食べるのがいいのかを詳しく解説していきます。

卵と魚卵の栄養の違い

まずは、卵と魚卵の栄養成分を比較してみましょう。

卵(鶏卵)の栄養

卵は「完全栄養食品」とも呼ばれるほど、バランスの良い栄養を含んでいます。主な成分は以下の通りです。

  • タンパク質:1個(約60g)あたり約6gのタンパク質を含み、筋肉の成長や修復に役立つ
  • ビタミンB群:代謝をサポートし、エネルギーの生成に重要
  • 鉄・亜鉛:貧血予防や免疫力向上に貢献
  • コリン:脳の機能をサポートし、記憶力向上に関与

卵は栄養価が高く、特にトレーニングをする方や健康を気にする方にはぴったりの食品です。

魚卵の栄養

魚卵(いくら、明太子、たらこなど)は、卵と同じく栄養価が高いですが、いくつか注意点があります。

  • タンパク質:100gあたり約20gと豊富
  • DHA・EPA:脳の働きをサポートし、血液をサラサラにする効果が期待できる
  • ビタミンD:骨の健康を維持するのに役立つ

一見すると魚卵も優秀な食品ですが、加工品として流通することが多く、塩分が高めなのが気になります。

健康面から見る卵と魚卵の比較

健康を考えるなら、食べる頻度や加工方法にも注目する必要があります。

魚卵の塩分が気になる

魚卵は、塩漬けや加工されることが多いため、塩分が高くなりがちです。例えば、たらこや明太子は100gあたり4~5gの塩分を含むこともあります。これは、厚生労働省が推奨する1日の塩分摂取量(成人男性で7.5g未満、女性で6.5g未満)を大きく圧迫します。

一方、卵はほぼ塩分を含まないので、塩分の摂取を抑えたい方には断然おすすめです。

コレステロールの違い

卵も魚卵もコレステロールは比較的多めですが、近年の研究では、食事からのコレステロール摂取はそれほど健康リスクにならないとされています。とはいえ、摂取量には気をつけるべきなので、バランスよく食べることが大切です。

コスト面で比較!卵と魚卵の価格差

卵の価格はここ数年で高騰しましたが、それでも魚卵と比べると圧倒的にコスパが良いです。

卵の価格

1パック(10個入り)で約200~300円(1個20~30円)。この値段でタンパク質や栄養を摂れるのは非常に優秀です。

魚卵の価格

一方、魚卵は種類によって大きく異なりますが、一般的には100gあたり500円以上が多いです。いくらに至っては100gで1000円以上することも珍しくありません。

つまり、栄養価が高くてもコスパが悪いため、日常的に食べるなら卵の方が優れていると言えます。

普段の食事には卵がおすすめ

これまでの比較をまとめると、卵の方が健康面・コスト面ともに優れていることが分かります。

卵がおすすめな理由

  • 栄養価が高く、タンパク質が豊富
  • 塩分を気にせず食べられる
  • 価格が安く、手に入れやすい
  • 調理のバリエーションが豊富で飽きにくい

魚卵も時々食べる分には良いですが、塩分やコストの面から、頻繁に食べるのはおすすめできません。

卵を上手に食べる方法

最後に、卵を日常的に取り入れるための食べ方を紹介します。

ゆで卵を常備する

忙しい方には、ゆで卵を作り置きしておくのがおすすめです。塩分を加えなくてもそのままで美味しく食べられます。

卵を使った簡単レシピ

  • オムレツ:野菜と一緒に摂れて栄養バランス◎
  • 卵かけご飯:手軽に食べられて、朝食に最適
  • スクランブルエッグ:短時間で作れるので忙しい朝にも

まとめ:卵の方が健康にもコスパにも優れている!

卵と魚卵を比較すると、普段の食事には卵を選ぶのがベストです。魚卵は塩分が多く、価格も高めなので、たまに楽しむ程度が良いでしょう。

栄養価が高く、コストパフォーマンスも良い卵を、ぜひ毎日の食事に取り入れてみてください!