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そのむくみ、実はタンパク質不足かも?見落としがちな栄養の落とし穴とは

そのむくみ、実はタンパク質不足かも?見落としがちな栄養の落とし穴とは

こんにちは!大阪八尾のパーソナルトレーナーの岡田です!

「最近、顔や足がむくみやすい…」「朝起きるとまぶたがパンパン…」といったお悩みを抱えていませんか?

むくみといえば、

  • 水分の摂りすぎ
  • 塩分の摂りすぎ
  • 冷え
  • 血行不良
  • 長時間の立ち仕事や座りっぱなし

といった要因が思い浮かぶかと思います。

もちろんこれらも原因の一部ではありますが、意外と見落とされがちなのが「タンパク質不足」です。

「えっ、タンパク質とむくみって関係あるの?」と思われる方も多いかもしれませんが、実は深い関わりがあります。

今回は「むくみとタンパク質の関係」について、わかりやすく解説しながら、食事でできる対策もお伝えしていきます!

むくみってどういう状態?

まずは「むくみ」とは何なのかを簡単に整理しておきましょう。

むくみとは、皮膚の下に余分な水分が溜まった状態です。

具体的には、血液中の水分が何らかの原因で血管の外に漏れ出してしまい、それが皮膚の下にたまることで、腫れぼったさや重だるさ、張りを感じるのです。

顔・足・手など、特に末端の部位で起こりやすく、放っておくと慢性的なむくみ体質になってしまうこともあります。

タンパク質は血液の中にも含まれている?

実は、タンパク質は筋肉や皮膚だけでなく、血液の中にも存在している栄養素です。

その代表的なものが「アルブミン」という血清タンパク質で、血液中の水分バランスを維持する大切な働きをしています。

アルブミンには、「血管内に水分を引き込んで留めておく」という力があり、血管の外に水分が漏れ出すのを防ぐ役割を果たしています。

タンパク質が不足すると、むくみやすくなる理由

では、なぜタンパク質不足がむくみの原因になるのでしょうか?

それは、先ほど触れた「アルブミン」が関係しています。

【1】食事からのタンパク質摂取が不足すると…

  ↓

【2】血液中のアルブミン濃度が低下する

  ↓

【3】血管の中に水分をとどめる力が弱くなる

  ↓

【4】血管の外に水分がしみ出してしまう

  ↓

【5】皮膚の下に水分がたまり、むくみとなって現れる

このようなメカニズムで、タンパク質の不足は体全体のむくみにつながってしまうのです。

特に、ダイエット中で食事量が少ない方や、炭水化物中心の偏った食生活をしている方は、無意識のうちにタンパク質不足に陥っていることが多くあります。

タンパク質は意識しないと不足しやすい

現代の食生活では、意識しないとタンパク質は不足しやすい栄養素です。

朝はパンだけ、昼はおにぎりとサラダ、夜も丼ものや麺類中心…といった食事では、炭水化物はしっかり摂れていても、タンパク質はほとんど摂れていないことがよくあります。

特に40〜60代の方は、加齢により筋肉量が落ちやすく、体がタンパク質を必要とする場面が多くなるのに、摂取量が足りていないケースが増えています。

むくみやすい人は、まず食事を見直してみよう

「むくみ体質かも…」と感じる方は、ぜひ一度食事内容を振り返ってみてください。

  • 1日3食、しっかりタンパク質を摂れているか?
  • コンビニ食やインスタント食品が中心になっていないか?
  • 肉や魚、卵、大豆製品などを意識して取り入れているか?

このあたりをチェックしてみて、「そういえば最近タンパク質が少ないかも」と思い当たる場合は、ぜひ毎食のタンパク質摂取を意識してみましょう!

タンパク質をしっかり摂るためのコツ

ここでは、むくみ予防にもつながる、毎食タンパク質を摂るコツを紹介します。

1. 朝食に「卵」や「納豆」をプラス

ごはん+卵+味噌汁だけでも、しっかりタンパク質が摂れます。
納豆やヨーグルトを加えるとさらにバランス◎

2. 昼食は「鶏むね肉」や「焼き魚定食」を意識

丼ものや麺類だけで済ませず、できれば定食スタイルでタンパク質をしっかりと。

3. 夕食は「主菜にタンパク源」を忘れずに

お肉・魚・豆腐・大豆製品など、メインのおかずで1品は必ずタンパク質を。

4. 間食に「プロテイン」も便利

どうしても忙しい方や、食事だけでは足りないと感じる方は、間食にプロテインドリンクやバーを取り入れるのもOK!

タンパク質をしっかり摂るとどうなる?

タンパク質が足りてくると、体にいろいろな良い変化が出てきます。

  • むくみが気にならなくなった
  • 疲れにくくなった
  • 肌の調子が良くなった
  • 髪や爪が丈夫になった
  • 筋肉量が増えて代謝が上がった

といった効果を感じる方も多くいらっしゃいます。

特にむくみやすかった方は、「朝起きたときに顔がスッキリした!」「夕方の足のだるさが減った!」という変化に気づきやすいでしょう。

まずは1日3食にタンパク源を入れる!

「何から始めればいいか分からない…」という方は、まず1日3食すべての食事に“タンパク質食材”を取り入れることから始めてみてください。

たとえば、

  • 朝:ご飯+卵+納豆
  • 昼:鶏むね肉のサラダ+スープ
  • 夜:鮭の塩焼き+味噌汁+豆腐

といったシンプルな構成でもOK!

無理なく、でも着実に、体の中から整えていくことができますよ。

まとめ:むくみの原因はタンパク質不足かも?まずは食事から見直そう!

今回の記事のポイントをまとめます。

  • タンパク質は血液中にも含まれ、むくみ予防に大きく関わる
  • タンパク質不足になると、血管の中に水分をとどめる力が弱まり、むくみやすくなる
  • ダイエットや偏った食生活で、無意識に不足しやすい
  • 毎食にお肉・魚・卵・大豆などを意識して取り入れることで、むくみ改善が期待できる
  • まずは1日3食にタンパク源を入れることから始めてみよう!

体の不調は、ちょっとした栄養バランスの崩れから起こることがあります。
「むくみが気になるな…」と感じたら、ぜひ食事の中のタンパク質量を一度チェックしてみてくださいね。

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