こんにちは！大阪八尾のパーソナルトレーナーの岡田です！
ダイエットを始めてしばらくすると、よくこんな声をいただきます。
「体重が増えたり減ったりしていて、痩せているのか分からなくて不安です…」
「せっかく頑張ってるのに、思ったように減らなくて焦ってしまいます」
今回はそんなお悩みに対して、「体重の増減はなぜ起こるのか？」「本当にダイエットがうまくいっているかをどう判断するか？」というテーマで解説していきます。
体重の増減は当たり前
まず大前提として知っていただきたいのは、「体重は毎日変動するものだ」ということです。これは太っているとか、痩せていないとかいう問題ではなく、人間の身体の仕組み上、自然なことなんです。
たとえば…
- 前日の食事内容（塩分が多い、糖質が多いなど）
- 水分の摂取量
- 便通の有無
- 睡眠時間
- 女性であれば生理周期
こういった要素だけでも体重は500g〜1kg以上平気で変わることがあります。つまり、毎日の数字に一喜一憂してしまうと、ダイエットを継続するモチベーションが削がれてしまうということにもなりかねません。
ダイエット成功の指標は「平均体重」の変化を見ること
じゃあ、ダイエットが順調かどうかをどう判断するのか？
それはズバリ、「平均体重」を見ることです。
たとえば以下のように、日々の体重が変動していたとします：
| 日付 | 体重 |
|---|---|
| 月 | 62.4kg |
| 火 | 62.1kg |
| 水 | 62.7kg |
| 木 | 62.3kg |
| 金 | 62.0kg |
| 土 | 61.9kg |
| 日 | 62.2kg |
この一週間の平均は、約62.2kgです。
もし、前の週の平均が63.0kgだったなら、しっかり痩せているということが分かりますよね。
つまり、「日々の体重」ではなく「週単位の平均体重」を見ることで、ダイエットの進捗を正しく評価できるんです。
短期間での体重変動には惑わされないように
ここで一つ覚えておいてほしいのは、ダイエットが進んでいても、「波打つように」体重は変化するということです。
たとえばこういう変化はよくあります：
- 月曜日：62.0kg
- 火曜日：61.7kg
- 水曜日：62.5kg ←増えた！と焦る
- 木曜日：62.2kg
- 金曜日：61.8kg
- 土曜日：61.6kg
- 日曜日：61.9kg
水曜日に増えたことに焦える必要はありません。その日の前日の食事内容や塩分、水分量、睡眠の質などによって、一時的に増えただけです。大事なのは、その週の「平均体重」が下がっているかどうかです。
モチベーションを保つために「見た目の変化」もチェック！
体重以外にもダイエットの進み具合を確認する方法があります。それが**「見た目の変化」**です。
体重が減っていなくても、以下のような変化があるかもしれません：
- ズボンが少しゆるくなった
- 鏡で見ると、顔やお腹が少しスッキリしている
- 肌の調子が良くなった
こういった「体重以外の変化」も、ダイエットの成功を示すサインなんです。むしろ体脂肪が落ちて筋肉量が増えれば、体重はそれほど減らなくても見た目は劇的に変わります。
ダイエット成功のためにできること
では、ここまでの内容を踏まえて、体重に惑わされずにダイエットを成功させるために意識しておきたいことをまとめておきます。
1. 体重は「毎日測る」けど「週単位で評価する」
体重測定は毎日の習慣にしておくと、自分の身体への意識が高まります。でも、評価は週ごとに。1日単位で一喜一憂するのはやめましょう。
2. 食事や運動内容をメモしておく
体重の増減があったときに、「前日に何を食べたか」「どれくらい動いたか」を記録しておくと、自分の身体の傾向が分かってきます。これは非常に有効な習慣です。
3. 見た目や体調の変化も記録する
体重以外の変化もダイエットの成果です。鏡でチェックしたり、写真を撮ったり、服のサイズの変化を記録するのもおすすめです。
最後に：数字に振り回されず、継続を大切に！
ダイエットは短距離走ではなく、長距離マラソンです。焦らず、数字に振り回されすぎず、正しい方法をコツコツと継続することが成功への一番の近道です。
今回ご紹介したように、体重は毎日変動するのが当たり前。大切なのはその平均値がどう動いているのか、そして見た目や体調がどう変化しているのかということです。
不安なときこそ冷静に、自分の進んでいる道を確認してあげましょう。
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