こんにちは!大阪八尾のパーソナルトレーナーの岡田です!
夏の暑さも落ち着き、涼しい季節になってくると、つい水分補給がおろそかになってしまうことはありませんか?
夏場は当然のように汗をかきますし、「脱水にならないように気をつけなきゃ」と意識が働きやすいです。しかし、秋冬にかけて涼しくなってくると、喉の渇きを感じる回数が減り、水を飲む量が自然と少なくなりやすいものです。
実は、この時期に水分補給をサボってしまうことが、体調不良やダイエットの停滞を引き起こす大きな原因にもなります。
今回は、「涼しい季節こそ水分補給が重要な理由」や、「実際にどう習慣づければよいか」について詳しくお話ししていきます。
なぜ涼しくなると水分補給を忘れてしまうのか?

涼しくなってくると、体から熱が逃げやすくなるため、夏ほど汗をかいた感覚がありません。しかし、実際には人の身体は季節に関係なく呼吸や皮膚から常に水分を失っています。特に、以下の理由で脱水が起こりやすくなります。
- 喉の渇きを感じにくくなる
- 室内の暖房で体内の水分が奪われる
- 汗をかいている感覚がないため、水を飲む意識が下がる
- 外出の時間や活動量が減り、飲む機会が減る
その結果、知らぬ間に水分不足となり、身体のコンディションに影響が出てしまうのです。
水分不足が引き起こす身体の不調

「少しくらい水を飲まなくても問題ないでしょ?」と思っていませんか?
実は、軽度の脱水でも身体にはさまざまな不調が現れます。
- 頭痛やめまい
- 倦怠感(だるさ)
- むくみ
- 便秘
- 集中力低下
- 肌の乾燥
- 代謝低下・太りやすくなる
特にダイエット中の方や健康を維持したい方にとって、代謝が落ちるというのは大きな痛手です。水分不足により血流循環が悪くなると、栄養が身体に行き渡りにくくなり、脂肪燃焼効率も低下します。
健康面でも美容面でも、水分摂取は欠かせない基本習慣なのです。
目安は1日1.5リットル!でも一気飲みはNG
まず目安として、1日1.5リットル前後を意識しましょう。
もちろん体格や活動量によって必要量は変わりますが、多くの方がこの数字すら達成できていません。
また、「一気に飲めばいい」というわけではありません。
一度に大量に飲むと、吸収しきれずに排出されてしまい、身体に水分が行き渡りません。
ポイントは“こまめに飲む”こと。
朝起きたらコップ1杯、お昼までに500ml、午後に500ml、夜も少し…というように、時間帯で意識すると飲みやすくなります。
水分補給が続かない一番の理由は“面倒くさい”
「水分補給の大切さはわかってるんですけど…」
そうお話しされる方は非常に多いです。ではなぜ続かないのでしょうか?
その最大の理由は、飲みたいときに水が手元にないからです。
水分が近くにない
↓
買いに行くのが面倒
↓
結果、水を飲まない
この流れ、身に覚えのある方も多いはずです。
簡単にできる!水分補給を習慣にするコツ
では、どうすれば日常的に水分が摂れるのでしょうか?最も効果的なのは、常に手元に水分を置いておくことです。
- 水筒を持ち歩く
- デスクに水を常備する
- 食事のたびに必ず1杯飲む
- 家でも見える場所に水を置いておく
これだけで「飲もう」と意識しなくても自然と水分補給の回数が増えます。
習慣化のポイントは、環境を整えることです。
ジュースやカフェオレは“飲み物”でも水分補給ではない
もう一点重要なポイントがあります。
それは、ジュースやカフェオレなどのカロリーのある飲み物を避けること。
こういった飲料には砂糖が多く含まれており、知らないうちにカロリー過多になりやすいです。
食事はしっかりコントロールしているのに、飲み物の糖分が理由で太ってしまう…というケースは珍しくありません。
特にカフェオレは「ちょっとした気分転換に」と飲まれることが多いですが、砂糖やミルクでカロリーが高くなりがちです。
水分補給の基本は、水やお茶にしましょう。
今日からできる行動まとめ
最後に、秋冬の水分補給ポイントをまとめます。
- 1日1.5Lを目安に飲む
- こまめに少しずつ摂る
- 水筒を持ち歩き、手元に水を置く
- ジュースやカフェオレより水・お茶を選ぶ
- 喉が渇く前に飲む習慣をつける
まずは「いつでも飲める環境づくり」から始めてみてください。毎日の小さな習慣が、体調管理や代謝アップにつながります。
涼しくなると体調を崩しやすい季節ですが、水分補給をしっかり心がけることで、元気に過ごすことができます。
無理のない範囲で、今日から早速取り入れてみてくださいね。
 
                      