こんにちは、大阪八尾のパーソナルトレーナーの岡田です。
「最近、お肉を食べるのがしんどくなってきた…」そんなお悩みを持つ方はいませんか？年齢とともに、お肉を食べると胃が重く感じたり、消化不良を起こしたりすることがあります。
その原因の一つとして考えられるのが「胃酸の減少」です。特に30代以降になると、胃酸の分泌が減少しやすくなり、消化がスムーズにいかなくなることがあります。
そこで今回は、お肉が食べにくくなる原因と、消化を助ける食事の工夫について詳しく解説していきます。
なぜ年齢とともにお肉が食べにくくなるのか？
お肉を食べにくくなる理由として、以下のような原因が考えられます。
胃酸の分泌が減る
胃酸は、食べたものを消化しやすくするために分泌される胃液の一種です。特にお肉のようなタンパク質を分解するために必要不可欠なものです。
しかし、加齢とともに胃酸の分泌量は低下していきます。30代以降は特に胃酸の分泌が減少しやすくなるため、お肉を消化しにくくなり、「胃もたれしやすい」「お肉を食べるのがしんどい」と感じるようになります。
消化酵素の働きが低下する
胃酸だけでなく、消化酵素の働きも年齢とともに低下していきます。これにより、脂肪やタンパク質の分解がうまくいかず、消化不良を起こしやすくなります。
食べるスピードや噛む回数が減っている
若い頃と比べて、食べるスピードが速くなっていたり、しっかり噛まずに飲み込んでしまったりしていませんか？
お肉はしっかり噛むことで、唾液の消化酵素と混ざり、胃に負担をかけずに消化しやすくなります。噛む回数が減ると、胃に負担がかかり、食後に重たさを感じやすくなります。
胃の機能が弱まると栄養の吸収が悪くなる
胃の消化機能が弱まると、お肉に含まれるタンパク質や鉄分、ビタミンB群の吸収が悪くなることもあります。栄養が不足すると、筋肉量の低下や疲れやすさにもつながるため、注意が必要です。
お肉を食べやすくするための工夫
お肉を食べやすくするためには、胃酸の分泌を促す食材を取り入れることがポイントです。
レモンや梅干しを活用する
レモンや梅干しには、胃酸の分泌を促す効果があります。
✔ お肉を食べる時にレモンを絞る
✔ ご飯に梅干しを添える
このように、食事に少し加えるだけで、胃酸の分泌をサポートし、消化を助けてくれます。
お酢や発酵食品を取り入れる
お酢や発酵食品も、胃酸の分泌をサポートする働きがあります。
✔ 酢の物（もずく酢、黒酢ドリンク）
✔ ヨーグルト、キムチ、納豆などの発酵食品
これらを食事に取り入れることで、消化機能をサポートし、お肉が食べやすくなります。
よく噛んで食べる
お肉を食べるときは、しっかり噛むことを意識しましょう！
✔ 1口あたり30回以上噛む
✔ ひと口を小さくする
噛むことで消化酵素が分泌され、胃の負担を減らすことができます。
柔らかいお肉を選ぶ
消化しやすいお肉を選ぶのも一つの方法です。
✔ 鶏むね肉や豚ヒレ肉など、脂肪分が少なく柔らかい部位
✔ ミンチやスープなど、消化しやすい調理法
例えば、ハンバーグや肉団子、スープ煮込みなどにすると、より食べやすくなります。
食事の順番を意識する
食べる順番を意識することで、消化の負担を減らすことができます。
✔ 野菜や汁物を最初に食べる
✔ お肉は後半にゆっくり食べる
こうすることで、胃が活発に働く準備が整い、お肉の消化がスムーズになります。
まとめ
年齢とともにお肉が食べにくくなる原因の一つは、胃酸の分泌が減少することです。
✅ レモンや梅干しを取り入れて、胃酸の分泌を促す
✅ お酢や発酵食品を活用する
✅ よく噛んで食べることで、消化を助ける
✅ 柔らかいお肉や消化しやすい調理法を選ぶ
✅ 食事の順番を意識して、胃の負担を減らす
このような工夫を取り入れることで、お肉が食べやすくなり、消化不良を防ぐことができます。
「最近お肉がしんどいな…」と感じている方は、ぜひ今日から試してみてください！