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お菓子は食べてもOK?パーソナルトレーナーが考える「お菓子との上手な付き合い方」

お菓子は食べてもOK?パーソナルトレーナーが考える「お菓子との上手な付き合い方」

こんにちは!大阪八尾のパーソナルトレーナーの岡田です!

今回はよくいただく質問、
「お菓子って食べないんですか?」というテーマについてお話しします。

実際のところ、僕もお菓子をまったく食べないわけではありません
ただ、食べ方や頻度には少し意識している部分があります。
この記事では、僕自身の考え方を交えながら、
お菓子との“上手な付き合い方”をお伝えしていきます。

お菓子=悪ではない!でも食べ方が大事

まず最初に伝えたいのは、
「お菓子=絶対ダメ」というわけではないということです。

チョコレート、クッキー、スナック菓子など、
どれも美味しくて、心を満たしてくれる存在ですよね。
僕も仕事の合間にお客様からお菓子をいただいたり、
ちょっとした休憩時間に食べることもあります。

お菓子は“食べたら太るもの”と考えがちですが、
問題なのは「食べること」ではなく「食べ方」や「頻度」です。
たとえお菓子でも、たまに食べる程度であれば
健康にもダイエットにもそこまで大きな影響はありません。

毎日食べることが習慣になると危険

では、どのような食べ方が問題になるのか。

それはズバリ、「毎日お菓子を食べる」習慣がついてしまうことです。

1日1回ちょっとしたお菓子でも、
毎日続けていくと確実にカロリーオーバーになります。

例えば、チョコレート1袋で約250kcal。
スナック菓子なら300kcalを超えるものも少なくありません。
それを毎日食べ続けると、1ヶ月で約7,500kcal、
体脂肪に換算すると約1kg分に相当します。

お菓子そのものが悪いのではなく、
“日常化すること”が体重増加や生活習慣病の原因になるんです。

僕がお菓子を食べるときに意識している3つのこと

僕自身もお菓子を食べることはあります。
ただし、その際に意識しているポイントが3つあります。

① 自分で買わない

一番のポイントです。
自分で買うと、つい食べ過ぎてしまうんですよね。
家にお菓子があると、手が伸びてしまう。
だから僕は基本的に「自分では買わない」ようにしています。

いただいたときや外出先で出された場合のみ、
「ありがたく食べる」というスタンスにしています。

② 家にお菓子を常備しない

家にお菓子があると、
夜に小腹がすいたときやストレスを感じたときなどに
つい手を伸ばしてしまいます。
なので、お菓子を家に置かない環境づくりも大切です。

“目に見える場所にある”というだけで、
人は食欲を刺激されやすいと言われています。

③ 食べるときは「意識的に」食べる

食べるなら、我慢せずしっかり味わって食べます。
「ちょっとだけ…」と罪悪感を持ちながら食べるよりも、
「今日はこれを食べよう!」と決めて味わったほうが
満足感が高く、食べ過ぎも防げます。

お菓子を食べるときのコツ

「どうしてもお菓子を食べたい!」
そんなときに意識してほしいコツを紹介します。

① 食べるタイミングは「活動前」か「お昼」に

夜にお菓子を食べると、
エネルギーが消費されず脂肪として蓄積されやすくなります。
できれば昼間の活動前昼食後に食べるのがおすすめです。

② 甘いものを食べた後は動く

お菓子を食べたあとは、
軽い運動をすることで血糖値の急上昇を防ぎ、
脂肪の蓄積を抑えることができます。
たとえば、「甘いものを食べたら10分歩く」など、
簡単なルールを作るのも良いですね。

③ タンパク質を意識する

お菓子は基本的に糖質と脂質が中心で、
タンパク質がほとんど含まれていません。
なので、お菓子を食べる日ほど
食事でしっかりタンパク質を摂ることを意識しましょう。
鶏むね肉、卵、豆腐、プロテインなどがおすすめです。

「やめられない」を解決するには?

「わかってるけどやめられない」
「つい食べてしまう」

そんな方におすすめなのは、
“まずは頻度を減らす”ことから始めることです。

いきなりゼロにしようとするとストレスが溜まります。
人はストレスがかかると、
その反動で食べ過ぎてしまう傾向があるからです。

ですので、
「毎日食べていたのを週3回にする」
「食べる量を半分にする」
というように、段階的に減らしていくのがコツです。

また、代わりになるものを用意しておくのも効果的です。
プロテインや高カカオチョコレート、ヨーグルトなど、
比較的ヘルシーで満足感のある食品を選ぶと、
お菓子を食べたい欲求を上手にコントロールできます。

お菓子との付き合い方は「0か100」ではない

ダイエット中や健康を意識している人の中には、
「お菓子を完全にやめなきゃ」と思い詰めてしまう人もいます。
しかし、それは長続きしません。

大事なのは、お菓子を食べないことではなく、
上手にコントロールすること
です。

お菓子は“悪者”ではなく、
食べ方次第でストレス解消にもなります。
上手に楽しみながら、健康的な生活習慣を続けることが一番です。

まとめ:お菓子は「たまに食べる」で十分楽しめる

お菓子は完全に禁止する必要はありません。
たまに食べる程度であれば、
むしろ気持ちをリセットする良い機会にもなります。

ただし、習慣化や無意識の食べ過ぎには要注意です。

  • 自分で買わない
  • 家に置かない
  • 食べるなら意識して味わう

この3つを意識するだけでも、
お菓子との付き合い方は大きく変わります。

我慢しすぎず、楽しみながら健康的な食生活を続けていきましょう!