こんにちは!大阪八尾のパーソナルトレーナーの岡田です!
クライアントさんからよくいただく質問のひとつに、
「夜に体重を測っているのですが、これで続けて大丈夫ですか?」
というものがあります。
確かに、体重測定はダイエットや健康管理において欠かせない習慣です。しかし、測るタイミングや方法によって数値が変動するため、正しい理解を持たずに取り組むと「今日は増えた、減った」と一喜一憂してしまい、かえってストレスになることもあります。
そこで今回は、体重測定のベストなタイミングや、夜に測る場合の注意点、そして最も大切な「継続できる習慣の作り方」について詳しく解説していきます。
体重測定は朝がベストとされる理由

一般的に「体重を測るなら朝がいい」と言われています。その理由はシンプルで、条件が揃いやすく、誤差が少ないからです。
朝がベストな理由
- 起床後は食事や水分の影響を受けにくい
- 夜に比べて体重が安定しやすい
- 習慣化しやすい(毎日同じ条件で測れる)
特におすすめなのは、
「朝起きてトイレを済ませた後、朝食前に測る」
というタイミングです。
これなら水分や食事の影響が最小限に抑えられるため、日ごとの体重変化を正しく把握しやすくなります。
夜に体重を測るのはダメなのか?

では、「夜に測る」のは全く意味がないのでしょうか?
答えは 「そんなことはありません」 です。
確かに夜は食事や水分、運動などの影響で体重が変動しやすいため、朝ほど「正確」ではありません。例えば、夕食を多く食べた日は増えやすいですし、水分を控えた日は減って見えることもあります。
しかし、夜に測ることにもメリットがあります。
夜に測るメリット
- 1日の食事や活動量の影響を確認できる
- 翌朝の体重変化と比較することで「体のリズム」が見える
- 夜の方が時間に余裕があり、継続しやすい
つまり、夜に測っても大きな問題はありません。大切なのは 「毎日同じ条件で測る」 ことです。たとえば「お風呂に入る前に測る」と決めれば、その条件での変化を追っていくことができます。ダイエットに必要なのは「正確さ」より「継続」

ここで重要なポイントをお伝えします。
それは、体重測定で一番大事なのは 「正確に測ること」よりも「継続すること」 です。
いくら朝がベストだと言っても、朝の時間が慌ただしくて測れない人も多いでしょう。無理をして「ベストな方法」を取り入れようとすると、習慣が続かず、結局測らなくなってしまう可能性があります。
健康管理やダイエットにおいて大切なのは、数日間の正確な数値ではなく、長期的な変化の傾向を把握することです。そのためには、継続できる方法を選ぶ方が圧倒的に価値があります。
「ベスト」より「ベター」を選ぼう
僕がいつもクライアントさんにお伝えしているのは、
「ベストな選択肢ではなく、ベターな選択肢を継続すること」
です。
例1:体重測定
- ベスト → 朝起きてトイレ後に測る
- ベター → 夜のお風呂前に測る
例2:食事管理
- ベスト → 完璧に自炊して栄養バランスを整える
- ベター → コンビニでもサラダやサラダチキンを選ぶ
例3:運動
- ベスト → 週3回以上ジムでしっかりトレーニング
- ベター → 毎日30分歩くことから始める
どんなに完璧な方法でも、続けられなければ意味がありません。反対に「80点くらいの方法」でも継続できれば、結果として大きな成果につながります。
体重測定を習慣化するコツ

では、体重測定を無理なく続けるためにはどうすればいいのでしょうか?いくつか実践的なコツをご紹介します。
① 測るタイミングを固定する
朝でも夜でも構いません。毎日同じ条件で測ることが大切です。
② 記録する習慣をつける
スマホアプリや紙の手帳に書くだけでもOK。記録することで「見える化」され、継続のモチベーションになります。
③ 数字に一喜一憂しない
体重は水分量や食事内容で1日1〜2kg変動することも珍しくありません。大事なのは 「1〜2週間単位での変化」 を見ることです。
④ 体重だけでなく体脂肪率や見た目もチェック
数字だけにとらわれず、鏡での見た目や洋服のサイズ感なども合わせて確認しましょう。
まとめ
体重を測るタイミングは「朝」がベストとされていますが、最も大切なのは「継続できる習慣を作ること」です。
朝が難しければ夜でも構いません。大事なのは毎日同じ条件で測り、長期的な変化を記録していくこと。そして「ベスト」ではなく「自分にとってベター」な方法を選び続けることです。
ダイエットや健康管理において、一番の成功の秘訣は「継続」です。完璧を求めすぎず、まずは自分が無理なくできる方法から始めてみましょう。
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