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コンビニやスーパーでダイエットを成功させるコツ!買う前に「栄養成分表示」をチェックしよう

こんにちは!大阪八尾のパーソナルトレーナーの岡田です!

お昼ご飯やちょっとした軽食を、コンビニやスーパーで買うという方は多いのではないでしょうか?
忙しい現代では、外食や中食(お弁当や惣菜)が日常になっていますよね。

でも、「なんとなく選んで食べていたら体重が増えていた…」という経験はありませんか?

実は、コンビニで何を選ぶかによって、1日のカロリー摂取量が大きく変わるんです。

今日はそんなときにぜひ意識してほしい、
「栄養成分表示をチェックする習慣」についてお話しします。

栄養成分表示は“健康のナビゲーション”

お弁当やパン、ドリンクなどのパッケージの裏には、必ず「栄養成分表示」があります。
そこには次のような情報が記載されています。

  • エネルギー(カロリー)
  • タンパク質
  • 脂質
  • 炭水化物(糖質+食物繊維)
  • 食塩相当量

これらを見れば、その食品が「どんな栄養バランスなのか」がすぐに分かります。

多くの方は「なんとなく美味しそう」「安い」「量が多い」で選びがちですが、
栄養成分を一目見るだけで、その食事が“太りやすい”か“健康的”かが判断できるようになります。

カロリーだけで判断しない!栄養バランスを見るのが大事

「カロリーが少ない=ヘルシー」と思われがちですが、実はそれだけでは不十分です。

たとえば、
・低カロリーでも糖質が多すぎるパンやおにぎり
・カロリーが高くてもタンパク質がしっかり含まれているチキンや卵料理

このように、カロリーだけを見て判断すると、
「ダイエットには良くない食べ方」になってしまうこともあります。

大切なのは、「どんな栄養素が、どれくらい含まれているか」を見ること。
その中でも特に注目してほしいのが「タンパク質」です。

タンパク質量をチェックして“太りにくい体”をつくる

タンパク質は、筋肉・皮膚・髪・爪など体の材料となる栄養素です。
ダイエット中にタンパク質が不足すると、筋肉量が減り、基礎代謝も落ちてしまいます。

その結果、食べていなくても太りやすく、痩せにくい体になってしまうんです。

だからこそ、コンビニで商品を選ぶときは、
「タンパク質がどれくらい入っているか」を意識してみてください。

目安としては、

  • おにぎりやパンなら 5g以上
  • お弁当なら 20g以上
  • 間食やおやつなら 10g前後

このくらい含まれているものを選ぶと、栄養バランスが整いやすいです。

炭水化物と脂質のバランスもチェックしよう

炭水化物(主に糖質)と脂質は、どちらもエネルギー源ですが、摂りすぎると脂肪として蓄積されます。

特にお弁当やパン類には、糖質と脂質のダブル高カロリーのものが多くあります。
たとえば「カツ丼」「クリームパン」「チャーハン弁当」などは、どれも糖質と脂質が多く、
カロリーが500〜800kcalを超えることもあります。

これらを毎日続けていると、少しずつ体重が増えていく原因に…。

そんなときに栄養成分を見れば、
「このお弁当、炭水化物が80gもある!」
「脂質が30gも入ってる!」
と気づくことができます。

そして、「今日はちょっとヘルシーな和風弁当にしよう」と、選択を変えられるようになるんです。

ほんの数秒でできる「健康チェック習慣」

「栄養成分をチェックする」と聞くと、
「なんだか面倒そう…」と思う方もいるかもしれません。

でも実際は、見るだけならほんの数秒で終わります。

最初はカロリーやタンパク質だけでもOKです。
慣れてきたら、脂質・炭水化物・塩分にも注目してみましょう。

特に塩分(食塩相当量)は、1食で3gを超えるものも多く、
知らないうちに摂りすぎていることもあります。

塩分の摂りすぎはむくみや高血圧の原因にもなるので、
「3g以下」を目安に選ぶようにしてみてください。

【具体例】コンビニで買うならこんな組み合わせ

最後に、僕が実際にお客さんにおすすめしている、
コンビニでの「栄養バランスが良い組み合わせ」を紹介します。

●タンパク質をメインに

  • サラダチキン
  • ゆで卵
  • 焼き魚弁当

これらは脂質が比較的少なく、タンパク質が多いのでおすすめです。

●主食を工夫する

  • おにぎり(鮭・梅などのシンプル系)
  • 玄米や雑穀米入りのおにぎり
  • 全粒粉パン

糖質を摂りすぎないよう、具材の少ないものを選ぶのがポイントです。

●野菜をプラス

  • 野菜サラダ
  • 野菜スープ
  • カットサラダ+ドレッシング控えめ

ビタミンやミネラルを補うために、1品でも野菜を入れるように意識してみましょう。

●飲み物で差がつく!

  • 水、お茶、ブラックコーヒーがベスト
  • 甘いカフェラテやジュースは避ける

ドリンクの糖分は見落とされがちですが、
ペットボトル1本で角砂糖10個分の糖が入っていることもあります。

見るだけで変わる。「気づき」が行動を変える

栄養成分を見るようになると、自然と“食への意識”が変わっていきます。

「このパン、思ったより脂質が多いな」
「このお弁当、タンパク質少ないな」

そんな小さな気づきが、食事の選び方を少しずつ変えてくれます。
やがてそれが習慣になり、体も少しずつ変化していきます。

僕がトレーナーとして多くの方を見てきた中でも、
この「気づきの習慣」を持っている人ほど、リバウンドせずに長く健康を保っています。

まとめ:今日から“裏面チェック”を始めよう!

ダイエットも健康づくりも、特別なことをする必要はありません。
まずは、コンビニやスーパーで買う前に裏面をチェックすることから始めましょう。

・カロリーを意識する
・タンパク質をしっかり摂る
・糖質・脂質の摂りすぎに気をつける

この3つを意識するだけでも、体は確実に変わります。

見るだけなら無料で、誰でもできる健康習慣です。
今日のお昼ご飯から、ぜひ実践してみてくださいね!