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ダイエット中のカレーはNGじゃない!太りにくく作るための工夫と食べ方のポイント

ダイエット中のカレーはNGじゃない!太りにくく作るための工夫と食べ方のポイント

こんにちは!大阪八尾のパーソナルトレーナーの岡田です!

今回は、「ダイエット中のカレーを太りにくく作るためのポイント」についてお話しします。

カレーって、無性に食べたくなる日がありますよね。
スパイスの香り、ご飯との相性、どれを取っても魅力的なメニューですが、
実はカレーは脂質が多くカロリーが高い食べ物でもあります。

「野菜もお肉も入っているから、意外とヘルシーじゃない?」と思う方も多いですが、
実際にはその中に“太りやすい落とし穴”が隠れています。

でも安心してください。
少し工夫をするだけで、カレーはダイエット中でも美味しく食べられる料理になります。

カレーが高カロリーになる理由とは?

まず、なぜカレーが太りやすいのかを理解しておきましょう。
最大の理由は、カレールーに含まれる脂質です。

市販のカレールーは、味にコクを出すために油脂(植物油脂や牛脂、ラードなど)が多く使われています。
ルー100gあたりには約40〜50gもの脂質が含まれる商品もあり、これがカロリーを大幅に引き上げる原因です。

つまり、同じ具材を使っても「ルーを入れるかどうか」でカロリーは大きく変わります。

また、カレーは「おかわり」しやすいメニューでもあるため、
知らないうちにご飯の量も増え、炭水化物の摂りすぎにもつながりやすいです。

カレー粉やスパイスを使えばカロリーを大幅カット!

では、どうすれば太りにくいカレーを作れるのでしょうか?

答えは簡単です。
カレールーを使わず、カレー粉やスパイスを使って作ること。

カレールーには脂質が多いですが、カレー粉自体にはほとんど脂質がありません。
カレー粉はスパイスのブレンド(ターメリック、クミン、コリアンダーなど)で構成されているため、
香り豊かでありながらもカロリーが非常に低いのが特徴です。

たとえば、
・玉ねぎ、にんじん、鶏むね肉を炒めて
・トマト缶とカレー粉で煮込む

これだけでも十分に美味しいカレーが作れます。
ルーを使わないだけで、1食あたり200kcal以上カットできることもあります。

「スパイスから作るのは難しそう」と思うかもしれませんが、
最近ではスーパーでも簡単に使える「カレー粉ミックス」や「ルー不使用レシピ」が増えています。
慣れてくると、普通のカレーよりもスッキリした味で食べやすく感じる方も多いですよ。

手軽にできる!カロリーオフのルーを選ぶ方法

「スパイスから作るのはちょっと面倒…」という方もいると思います。

そんなときは、カロリーオフタイプのカレールーを使いましょう。

たとえば、

  • ジャワカレー カロリー50%オフ
  • バーモントカレー カロリー1/2

など、市販の商品でも脂質を大幅に抑えたものが販売されています。

これらを使えば、普通のルーよりも1皿あたり100〜150kcal程度カットできることもあります。
味もかなり改良されていて、「普通のカレーとほとんど変わらない!」と感じる人も多いです。

カロリーオフルーを選ぶ際は、パッケージの裏にある「脂質量」や「カロリー表示」を確認しましょう。
「いつもと同じ作り方」でカロリーを減らせるのは大きなメリットです。

具材選びもダイエット成功のカギ!

ルーだけでなく、具材選びも重要です。

カレーは自由度が高い料理なので、使う具材によって栄養バランスが大きく変わります。
ダイエット中におすすめの具材を紹介します。

◆おすすめのたんぱく質源

  • 鶏むね肉(皮なし)
  • ささみ
  • 牛の赤身肉(もも肉やヒレ肉など)
  • 豆腐や高野豆腐を加えてボリュームアップ

これらは脂質が少なく、しっかりたんぱく質を摂れる食材です。

◆おすすめの野菜

  • 玉ねぎ(加熱して甘みを出す)
  • ピーマンやパプリカ(彩りとビタミン補給)
  • なす、ズッキーニ(油を吸いすぎないように焼くかレンジ加熱)
  • きのこ類(カロリーを抑えながら満足感をアップ)

野菜を多く入れることで、満足感が上がる+食べ過ぎ防止につながります。

ご飯の量と組み合わせにも注意!

具材やルーを工夫しても、ご飯の量が多ければ意味がありません。
一般的なカレーライスは、ご飯だけで250〜300g使われていることが多く、
それだけで約400kcalにもなります。

おすすめは、

  • ご飯を150g(お茶碗軽め1杯)にする
  • 代わりに野菜やきのこでボリュームを出す
  • 雑穀米や玄米を使って血糖値の上昇を抑える

また、どうしても白米を多く食べたい場合は、
「ご飯半分+お豆腐」「ご飯半分+温野菜」のように組み合わせるのも効果的です。

カレーを食べるタイミングも意識しよう

カレーを食べるなら、夜よりも昼がおすすめです。

理由は、カレーに含まれる脂質や糖質を活動エネルギーとして使いやすい時間帯だからです。
昼間に食べれば、その後の仕事や家事でエネルギー消費されやすくなります。

逆に、夜遅い時間に食べると、
消費されずに体脂肪として蓄積されやすくなります。

どうしても夜に食べたい場合は、

  • ご飯の量を減らす
  • 具材を鶏むね肉中心にする
  • 食後に軽く歩く

などの工夫を取り入れましょう。

カレーは「我慢する」より「工夫して楽しむ」

ダイエット中だからといって、カレーを完全に我慢する必要はありません。

むしろ、食べたい気持ちを無理に抑えるとストレスが溜まり、
その反動で暴食につながるリスクもあります。

大切なのは、「どう食べるか」です。
脂質やご飯の量を意識し、少し工夫をするだけで、
カレーはダイエット中でも安心して食べられるメニューに変わります。

まとめ:カレーは工夫次第でダイエットの味方になる!

・カレーが高カロリーなのはルーの脂質が原因
・カレー粉やスパイスで作ると脂質を大幅カット
・面倒な場合は「カロリーオフルー」を使う
・具材は鶏むね肉・赤身肉・きのこ・野菜中心に
・ご飯の量とタイミングも意識する

こうしたポイントを押さえれば、
ダイエット中でも美味しくカレーを楽しむことができます。

「カレーが食べたい!」と思ったとき、ぜひ今回の内容を思い出してみてください。
少しの工夫で、ダイエットを続けながら好きな食事も楽しめるようになります。