はじめに
こんにちは、大阪八尾のパーソナルトレーナーの岡田です。
「ダイエット中は◯◯を食べてはいけない」という考え方をよく耳にするかもしれません。
しかし、実際には「絶対に食べてはいけない食べ物」などというものは存在しません。
むしろ、必要以上に食事を制限すると、かえってダイエットが続かなくなる可能性があります。
ここでは、「ダイエット中の食べてはいけない食べ物」という誤解について、そして、食事制限をストレスなく行うためのコツについてご紹介します。
ダイエット中に「絶対に食べてはいけない食べ物」はない
食事を通じて「これは絶対にNG!」と決めつけてしまうと、余計にその食べ物への欲求が強まることがあります。
食事制限がかえってストレスになり、結果的にダイエットを諦めてしまう方も少なくありません。
たとえばラーメンやスイーツなど、カロリーが高いとされる食べ物でも、バランスを考えながら楽しむことで、ダイエットに悪影響を与えることはありません。
ラーメンもダイエット中に食べられる理由
ラーメンのような高カロリー食品も、食事全体で調整すれば摂取しても問題ありません。
具体的には以下のような方法で食事を調整することで、ラーメンを楽しむことができます。
ラーメンを食べる前後の食事でカロリーを抑える
ラーメンを食べる前や翌日の食事で、野菜中心のメニューにしてみましょう。たとえば、野菜スープやサラダなどの低カロリーで満足感のある食事を意識することで、トータルのカロリーを管理しやすくなります。
ラーメンのトッピングやサイズを工夫する
ラーメンを選ぶ際は、油分の少ないスープや具材を選ぶことも効果的です。また、トッピングのチャーシューや卵を控えめにし、野菜を増やすことで満足感を得つつカロリーを抑えることができます。
運動と組み合わせる
ラーメンを食べる日にはウォーキングやストレッチを取り入れるのも良い方法です。食べた分を少しでも消費することで、余分なカロリーを相殺することができます。
我慢しすぎは逆効果?ストレスなくダイエットを続けるための工夫
食事に対する制限が過度になると、食べたい欲求が増し、リバウンドの原因になりかねません。
ダイエット中に食べる量や内容を工夫することで、「食べてはいけない」という気持ちを緩和させましょう。
「食べてはいけない」ではなく「少しだけ食べていい」
食べたいものを完全に断つのではなく、少量ずつ食べることで満足感を得る方法です。たとえば、スイーツが食べたければ一口サイズで楽しむなど、少しの量で満たされるように心がけましょう。
代替食品で満足感を得る
もし油分や糖分を控えたいのであれば、代替品を使って満足感を得る方法もあります。たとえば、低糖質のスイーツやノンフライのスナックなど、健康志向の商品が数多くあります。これらを活用することで、カロリーや糖分を気にすることなく、食事を楽しめます。
ダイエット中も「楽しむ食事の日」を設ける
週に一度など、「好きなものを食べる日」を設けるのも良い方法です。ダイエット中においても、食べる楽しみを完全に断つ必要はありません。このような食事の日を定期的に設けることで、日々の食事制限のモチベーションが持続しやすくなります。
ダイエット中に意識したい食事のバランス
ダイエット中の食事では、特定の栄養素に偏らず、バランスよく摂ることが重要です。
炭水化物、タンパク質、脂質の三大栄養素を適度に摂り、特に野菜や果物からビタミン、ミネラルを補うことで、体がより効率よくエネルギーを消費できるようになります。
炭水化物は適量を
白米やパンを完全にカットする必要はありませんが、玄米や全粒粉パンなど、食物繊維が豊富で満腹感を得やすい炭水化物を取り入れると、満足感が長続きします。
良質なタンパク質を取り入れる
ダイエット中も筋肉量を維持するために、魚や鶏胸肉、大豆製品など、低カロリーで高タンパクな食品を積極的に取り入れましょう。
脂質も適度に摂取
完全に脂質を排除するのではなく、アボカドやオリーブオイルといった良質な脂質を少量取り入れることで、体の調子が整いやすくなります。
食事制限によるストレスを軽減するために
ダイエットは長期間続けることが目標です。
「絶対に食べてはいけない食べ物」などはないと認識し、無理なく続けられる食事方法を見つけることが大切です。