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お盆太りは水分変化が原因?増えた体重をリセットする正しい考え方と対処法

お盆太りは水分変化が原因?増えた体重をリセットする正しい考え方と対処法

こんにちは!大阪八尾のパーソナルトレーナーの岡田です!

「お盆で太ってしまった…」という声を、毎年この時期になると多くの方からいただきます。
旅行や帰省、友人との飲み会など、どうしても食べ過ぎ・飲み過ぎになってしまうイベントが続きますよね。
気づいたら体重計の数字が2キロ、3キロと増えていて、「せっかく頑張ってきたのに台無しだ…」と落ち込む方も少なくありません。

ですが安心してください。実はお盆明けに増える体重のほとんどは、体脂肪ではなく水分の変化によるものです。
今回は、「なぜ体重が急に増えるのか」「体脂肪との違い」「元に戻すための正しい行動」について、詳しく解説していきます。

1. お盆で体重が増えるのはなぜ?

● 外食・飲み会の影響

お盆は、普段より塩分や糖質、アルコールの摂取量が増えがちです。
焼肉、寿司、居酒屋メニュー、旅行先でのご当地グルメ…。美味しいものがたくさん並び、つい食べすぎてしまいます。

塩分や糖質をたくさん摂ると、体は水分を溜め込もうとするため、一時的に体重が増加します。
これは「むくみ」に近い現象で、数日の間に急激に2〜3キロ増えるのは、この水分変化による影響が大きいのです。

● アルコールの影響

お酒を飲む機会も増えるお盆。アルコールは利尿作用がある一方で、体は水分不足を補おうとして水分を保持しやすくなります。
そのため翌日の体重が増えている、ということもよくあります。

2. 体脂肪はそんなにすぐ増えない

「体重が3キロ増えた=脂肪が3キロ増えた」と思ってしまう方が多いですが、実際にはそんな短期間で脂肪は増えません。

● 脂肪1キロを増やすのに必要なカロリー

脂肪1キロを増やすには、約7,200kcalの摂取超過が必要と言われています。
仮に3キロの脂肪を増やそうとすると、21,600kcalも余分に食べなければいけません。

これはどのくらいかというと…

  • ラーメン約40杯分
  • ショートケーキ約70個分

お盆の間にここまで食べるのは、現実的にはほとんど不可能です。
つまり、数日で増えた体重は脂肪ではなく水分の増減だと考えてOKなのです。

3. 普段の生活に戻せば自然と落ちる

● 体重が戻るメカニズム

お盆が終わって、普段の食事に戻すと、余分に溜め込まれていた水分は自然と体外に排出されます。
それに伴い、体重もスッと元に戻るケースがほとんどです。

● 焦って無理なダイエットは不要

「増えた分を早く取り返さなきゃ!」と焦って、極端に食事を減らしたり、過度な運動をする人もいますが、それは逆効果です。
体がストレスを感じて代謝が落ちたり、筋肉量が減ってしまったりするリスクがあります。

まずは落ち着いて、普段通りの食事と生活リズムに戻すことを意識しましょう。

4. お盆太りから立て直すための具体的な行動

● ① 水分をしっかり摂る

体に溜まった余分な水分や塩分を排出するには、逆に水分をしっかり摂ることが大切です。
水分不足になると、体は余計に水をため込もうとするため、むくみが悪化します。

→ 目安は1日1.5〜2リットルの水をこまめに飲むこと。

● ② 野菜・果物でリセット

食物繊維やカリウムを多く含む野菜や果物は、体内の余分な水分やナトリウムの排出を助けます。
特におすすめは、きゅうり・ほうれん草・バナナなど。

● ③ 軽い運動を再開する

旅行や帰省で運動不足になっていた人は、まずはウォーキングやストレッチから始めましょう。
急にハードなトレーニングをする必要はありません。
体を動かすことで血流が改善し、水分代謝も促されます。

● ④ 体重計に一喜一憂しない

1日単位で体重が増えたり減ったりするのは普通のことです。
むしろ週単位や月単位での変化を見ていくことが大切です。

5. 「もうどうでもいい」とならないために

ここで一番注意してほしいのが、「体重が増えたから、もうどうでもいい」と投げやりになってしまうことです。
実はこの気持ちが、一番危険です。

このまま暴飲暴食を繰り返すと、最初は水分だった増加分が、本当に体脂肪として定着してしまいます。
数日でリセットできるものが、数ヶ月かけても落とせない体脂肪に変わるのです。

だからこそ、「一時的な増加だから大丈夫」「戻せる」という考え方を持つことが大切です。

6. お盆太りを防ぐための今後の工夫

今回の経験を活かして、来年以降は「太りにくい過ごし方」を意識してみるのもおすすめです。

  • アルコールは水と交互に飲む
  • ご飯やパンなど主食の量は控えめに
  • 揚げ物より焼き物・煮物を選ぶ
  • お腹が空いていなくてもダラダラ食べない

少し工夫するだけで、体重の増加を最小限に抑えることができます。

まとめ:お盆太りは一時的なもの。焦らずリセットを

お盆で2〜3キロ体重が増えても、それはほとんどが水分による一時的な変化です。
普段の食事と運動に戻せば、体重は自然と元に戻ります。

大切なのは「焦らないこと」と「投げやりにならないこと」。
お盆明けはリズムを整えるチャンスでもあります。無理なことをせず、できることから少しずつ戻していきましょう。

大阪八尾で健康的に体重管理をしたい方へ

パーソナルジムLIMでは、ただ体重を落とすのではなく、食事・運動・生活習慣を整えて長期的に続けられる方法を一緒に考えていきます。
「お盆太りから立て直したい」「リバウンドしない体を作りたい」という方は、ぜひ体験トレーニングにお越しください。

一時的な体重増加も、正しくリセットできればむしろ次の成長につながります。
一緒に健康的な体づくりを始めていきましょう!