こんにちは!大阪八尾のパーソナルトレーナーの岡田です!
ダイエットを始めると、まず多くの方が毎朝体重計に乗ると思います。
体重の変化は、確かにわかりやすく、成果を感じやすい指標のひとつです。
しかし、実際のところ「体重の変化=体の変化」とは限りません。
今回は、「体重以外の数値」もチェックする重要性について、詳しくお話ししていきます。
体重だけを見ていると、正しい変化を見逃すことがある

ダイエットをしている方の中には、毎日体重計に乗って一喜一憂している方も多いのではないでしょうか。
昨日よりも減っていたら嬉しい、増えていたら落ち込む……そんな経験、誰しもありますよね。
ですが、体重は「水分量」や「食事のタイミング」などでも簡単に変わります。
例えば、前日の夜に塩分を多く摂ったり、外食をしたりすると、翌朝は体に水分が溜まり、体重が増えてしまうことがあります。
しかしそれは、脂肪が増えたわけではなく、あくまで一時的な変化です。
そのため、「体重の数値だけでダイエットの成功・失敗を判断してしまう」と、正しい評価ができなくなってしまうのです。
見た目の変化こそ、本当のダイエットの成果

私がパーソナルトレーニングでお客様をサポートしていて強く感じるのは、
「体重よりも見た目の変化のほうが重要」ということです。
体重が思うように減っていなくても、鏡を見るとウエストがすっきりしていたり、
服が以前よりも楽に着られるようになったりする方はたくさんいます。
これは、筋肉がついて体脂肪が減っている証拠です。
筋肉は脂肪よりも重いため、体重が変わらなくても見た目が引き締まることはよくあります。
ですので、体重の数値だけにとらわれず、自分の体型全体の変化をチェックする習慣をつけてみましょう。
メジャーで「お腹周り」を測るのがおすすめ

では、体重以外にどんな数値をチェックすれば良いのでしょうか?
おすすめは、「お腹周りのサイズ」です。
ダイエットをしていると、まず変化が出やすいのがウエスト周りだからです。
測る位置とポイント
- 基準となるのは おへその位置 です。
- もしくは、おへそから2センチ上を毎回同じ場所で測るのもOKです。
- メジャーをきつく締めすぎず、軽く肌に当てる程度で測定しましょう。
このようにして、自分なりの測定基準を決めておくことがポイントです。
測るタイミングも、体重と同じく「朝起きてトイレを済ませた後」がベストです。
メジャーがなくてもできる!ベルトの穴チェック法

家にメジャーがない方や、数値を測るのが面倒という方もいますよね。
そんな方におすすめなのが、「ベルトの穴の位置をチェックする方法」です。
普段使っているベルトを基準にして、
「以前よりも穴の位置がひとつ小さくなった」「同じ穴なのにゆるく感じる」
といった変化を見るだけでも、腹部のサイズダウンが分かります。
この方法は簡単で、日常の中でも意識しやすいのでおすすめです。
特に、数字に敏感になりすぎてストレスを感じやすい方にはぴったりです。
「見た目」で変化を感じるためのチェックポイント

お腹周り以外にも、見た目で確認できるポイントはいくつかあります。
- 顔まわり:フェイスラインがすっきりしてきたか
- 太もも・お尻:パンツがスッと入るようになったか
- 背中:姿勢が良くなり、丸みが減ったか
- 二の腕:服の袖がきつくなくなったか
これらの変化を鏡で見たり、写真で記録しておくとより効果的です。
写真は1週間〜2週間に1度、同じポーズ・同じ場所で撮るのがおすすめです。
「気づけばこんなに変わっていた!」という達成感を得られます。
「数値」はモチベーションを保つための道具
ダイエットは、どうしてもモチベーションが続きにくいものです。
体重だけを見ていると、思うように減らない日が続いてやる気が落ちてしまうことも。
ですが、お腹周りのサイズやベルトの穴など、他の数値や変化も見ていれば気づける成果があります。
「体重は変わらないけどウエストが2センチ減ってる!」
こういった小さな成功体験が、ダイエットを継続する力になります。
継続するためには「見える変化」を積み重ねよう
ダイエットは一朝一夕で結果が出るものではありません。
だからこそ、体重以外の変化も見ながらコツコツ続けることが大切です。
体重・ウエスト・写真・ベルトの穴……
どんな形でも良いので、「自分の成長を見える化」しておくことが、長く続ける秘訣になります。
焦らず、比べず、自分のペースで。
少しずつ積み重ねた変化が、半年後・1年後には大きな結果につながります。
まとめ:体重以外の変化にも目を向けよう
体重はダイエットの指標のひとつにすぎません。
それだけにとらわれてしまうと、本当の変化を見逃してしまうこともあります。
- 体重だけでなく「お腹周り」や「ベルトの穴の位置」もチェックする
- 見た目の変化を写真で残す
- 数値を「モチベーションの道具」として活用する
こうした工夫を取り入れることで、ダイエットをより前向きに、長く続けられるようになります。
今日からでもできることばかりなので、
ぜひあなたも、たまにでいいので「体重以外の数値」も確認してみてくださいね。