こんにちは!大阪八尾のパーソナルトレーナーの岡田です!
今回は、「お酒を飲んだ時、〆は食べない方がいいんですか?」という質問にお答えしたいと思います。
実際、お酒を飲んだ後のラーメンやお茶漬けなど、〆のメニューって美味しいですよね。
ですが、ダイエット中の方や健康を気にされている方にとっては、「〆を食べると太るんじゃないか…?」と気になるところではないでしょうか?
結論から言うと、〆は“食べた方がいい”です。
ただし、「食べ方」や「選ぶメニュー」に注意が必要です。
今日は、その理由と具体的な対策について詳しく解説していきます。
なぜ〆を食べた方がいいのか?

まず、なぜ「食べた方がいいのか?」という点についてお話しします。
お酒を飲んでいると、体内ではアルコールを分解するために肝臓がフル稼働します。
通常、肝臓は糖の貯蔵や放出といった血糖値の調整を行っていますが、アルコールの分解を優先してしまうため、血糖値が下がりやすくなるのです。
血糖値が急激に下がると、体は低血糖の状態に陥ります。
低血糖になると…
- 倦怠感
- 頭痛
- 寒気
- 吐き気
- イライラ
- 次の日の朝、だるくて起きられない
といった不調が起きやすくなります。
このような体調不良を防ぐためにも、アルコールを飲んだ後はある程度の糖質を補給することが大切になってきます。
つまり、「〆を食べる=悪いこと」ではないということですね。
〆に選ばない方がいいメニュー

「〆は食べた方がいい」と言っても、何でも食べてOKというわけではありません。
例えば、よくある〆メニューの代表として…
- ラーメン
- パスタ
- チャーハン
- カレー
などがありますが、これらは「糖質+脂質」が多く含まれています。
特にラーメンやチャーハンは、油たっぷりのスープや炒め油が使われているので、カロリーが高く、脂質も多いんです。
また、飲んだ後というのは判断力が鈍っているため、「つい、もう1杯」「つい、追加で唐揚げも」なんてことも起きがち。
結果として、1回の食事で1000kcal以上を摂取してしまうなんてことも珍しくありません。
これが続けば、当然ながら太りやすくなりますし、内臓にも負担がかかります。
太らないための〆の選び方
では、どんな〆なら健康的に、かつ太りにくく食べることができるのでしょうか?
おすすめは以下のような低脂質で糖質中心のシンプルなメニューです。
- おにぎり(梅、鮭、昆布などのあっさり系)
- 焼きおにぎり(油分が少ないもの)
- お茶漬け(さらさらと食べられるが、塩分は控えめに)
- おかゆ
- 小さな握り寿司(脂身の少ない魚)
ポイントは、「脂質を控えて糖質中心のものにすること」です。
おにぎり1個なら、糖質40g前後で、エネルギー補給としてはちょうど良い量です。
そして、「食べ過ぎないこと」も重要です。
お酒を飲んだあとの〆は、お腹いっぱい食べるためではなく、翌朝の不調を防ぐための“補給”だと考えてください。
〆の量はどのくらいがベスト?
具体的な量としては、おにぎり1個分程度(糖質40g前後)が目安です。
あくまで低血糖を防ぐためのものなので、がっつり食べる必要はありません。
逆に、〆を抜いてしまうと翌朝の体調に悪影響が出ることもあるので、「軽く」「適量を」食べるように心がけましょう。
どうしても太るのが怖い…そんな時は?

「でも、ダイエット中でやっぱり食べるのが怖い…」
そんな方は、お酒の飲み方を見直すことも大切です。
- 飲む量を減らす
- ハイボールや焼酎など糖質が少ないお酒を選ぶ
- お酒と一緒にタンパク質や野菜を取る
- 飲み会の前に軽く食事をしておく
などの工夫で、血糖値の急低下を防ぎやすくなります。
また、アルコールに強くない人ほど、低血糖の影響を受けやすい傾向があるので注意が必要です。
まとめ
お酒を飲んだ後の〆は、「絶対にNG!」というわけではなく、むしろ体調管理のために必要な場合もあるということがわかっていただけたかと思います。
ただし、ポイントは以下の3つ。
- 脂質の少ない糖質中心のメニューを選ぶこと
- 量は控えめに、おにぎり1個程度でOK
- 食べる目的は体調管理。〆を口実に暴食しないこと
これらを意識することで、太るリスクを最小限にしながら、翌朝の不調も防ぐことができます。
「食べるべきか」「食べないべきか」で迷ったら、体のために適量を取るという選択をしてみてください。
今後もこういった身近な健康・栄養に関する疑問に答えていきますので、ぜひ参考にしてくださいね!
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