こんにちは！大阪八尾のパーソナルトレーナーの岡田です！
今回は「家で測る体脂肪率って正確なんですか？」というご質問にお答えしながら、家庭用体重計の体脂肪率の捉え方や、ダイエットにどう活かしていけばいいのかを詳しくお話ししていきます。
体重計に表示される体脂肪率、皆さんも日々チェックしていると思いますが、「これ、本当に合ってるの？」「昨日より急に増えたけど、何か悪いことしたかな？」と不安になることもありますよね。
では、結論からお伝えします。
家庭用の体脂肪率は「正確」ではないけれど、使い方次第でとても有効！
まず最初に知っておいていただきたいのは、どれだけ高性能な家庭用の体重計を使っても、体脂肪率を“正確に”測ることはできないということです。
体脂肪率を測るには、体内の水分量や筋肉量、電気の伝わり方などを計算する「インピーダンス方式」が一般的ですが、これは日々の体調や水分摂取量、食事の内容などに大きく左右されます。
例えばこんなとき、体脂肪率は変わります
- 前日に水をたくさん飲んだ
- 筋トレや運動直後
- 食後すぐに測定
- お風呂あがり
- 朝と夜の測定で数値が違う
こういった要因によって、体脂肪率は1〜3％以上簡単に変動してしまうこともあります。つまり、体脂肪率は「その時のコンディション」によってブレやすい数値なんです。
では体脂肪率は測らない方がいいのか？
いいえ、そんなことはありません！
たとえ正確な数値が出なかったとしても、「体脂肪率の変化を見る」という意味では、家庭用の体重計も非常に役に立ちます。
大事なのは「変化を追うこと」です。
たとえば、毎日同じ時間・同じ条件（起床直後、トイレ後、裸など）で測るようにして、体脂肪率が徐々に減っていっているかどうかを見る。このように一定の条件で測定し続ければ、「誤差がある中でも一貫した変化」は見えてきます。
つまり、“絶対値”ではなく、“トレンド（傾向）”を追いかけるのがポイントなんです。
体脂肪率の変化を見ていくうえでの3つのポイント
①測るタイミングは「毎日同じ条件」にそろえる
できる限り誤差を小さくするためには、測るタイミングを決めておくことが大切です。
一番おすすめのタイミングは、
- 起きてすぐ
- トイレを済ませた後
- 朝食を食べる前
- できれば服を着ていない状態
この条件で毎日測ることで、データのブレが少なくなります。
②週単位で平均を出して変化を見る
日々の体脂肪率は上下するものです。昨日より増えた！と一喜一憂するよりも、1週間の平均値を出して「先週より減ったかな？」という風に見ていくことをおすすめします。
週ごとにデータを並べていくと、小さな変化にも気づきやすく、モチベーション維持にも繋がりますよ！
③体脂肪率が変わらなくても焦らない
体脂肪率が横ばいでも、筋肉量が増えて脂肪量が変わっていない可能性もあります。また、生理周期やホルモンの影響でも変動があります。
体脂肪率はあくまで目安であり、「筋トレの成果＝すぐに体脂肪が減る」ではないことも覚えておいてくださいね。
数値よりも「続ける習慣」が成果をつくる
体脂肪率を気にしすぎるあまり、毎日の変動に振り回されたり、モチベーションを落としてしまう方も少なくありません。
ですが大切なのは、「測ることが目的」ではなく、「健康的に脂肪を減らしていくこと」が目的である、ということです。
だからこそ、数字にとらわれすぎず、「昨日と同じ条件で測った結果、少し減ってた！」という風に前向きに捉えるようにしていきましょう。
また、体脂肪率の数値と並行して、
- 筋トレの回数や重さが増えているか
- 着ている服が少し緩くなってきたか
- 見た目がスッキリしてきたか
といった“体感”や“日常の変化”にも目を向けてみてください。数字だけでは見えない「本当の変化」がたくさんありますよ！
パーソナルジムLIMでは、数字だけに頼らないサポートを提供しています！
大阪八尾にあるパーソナルジムLIMでは、体重や体脂肪率だけでなく、生活習慣や食事内容、ストレスの有無までを総合的に見て、その方に合ったサポートを行っています。
「体脂肪率が減らない…」
「測るたびに増えたり減ったりして気分が落ちる…」
そんな不安や悩みを一人で抱えずに、ぜひ一度ご相談ください。
正確な数値ではなくても、“あなた自身の体の変化”は必ず起きています。
私たちトレーナーが、あなたの変化を一緒に見つけ、成果へと導いていきます！
まとめ｜家庭用体脂肪率は「正確さ」より「変化の目安」として活用しよう！
- 家庭用体重計の体脂肪率は正確ではない
- 毎日同じ条件で測ることで「変化の傾向」が見えてくる
- 日々の増減に一喜一憂せず、週単位で平均を取ろう
- 見た目や筋力アップも、成果のひとつと考えよう
- 数字だけにとらわれず、「続けること」が一番大事！
数字はあくまでひとつの目安。もっと大切なのは、「あなたが毎日コツコツ続けている」ということです。
自分のペースで、自分らしく、健康的なカラダ作りを一緒に楽しんでいきましょう！